Raspberry Pi 2 model B に Windows10 IoT Core をのせてLチカするまで

米Microsoftが4月29日より提供を開始した「Windows 10 IoT Core Insider Preview」をRaspberry Pi 2 model B にインストールしLEDを光らせてみるまでの手順です。

環境および物品

  • Raspberry Pi 2 Model B
  • 赤色LED
  • 1kΩ抵抗
  • ブレッドボードとジャンパコード2本
  • ホストコンピュータ:iMac
  • VM:Parallels Desktop 10.2

Windows10を用意する

Raspberry Pi用のWindows10 IoTをSDカードに書き込むために、 Windows10を用意します。今回手元にWindowsマシンがないためMacのバーチャルマシン上にWindows10をインストールします。今回はParallels Desktopを使用しましたが、他のVMでも可能だと思われます。

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ParallelsのWindows10インストール機能でインストールされるバージョンは若干古いバージョンになってしまう

Parallels DesktopにはWindows10を自動的にダウンロード、インストールする機能がありますが、これは失敗でした。インストールされるWindows10が若干古く、Windows 10 IoTをSDカードに書き込めません。Microsoftより最新のWindows10をダウンロードしてそのイメージを使用してインストールするようにしてください。

http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/preview-iso

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Parallelsの新規仮想マシンから、「DVD/イメージファイルからWindows/その他OSをインストール」を選択し、ダウンロードしたWindows10のイメージを選択し、OSをインストールします。

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Windows10IoTをSDカードに書き込む

インストールが完了したらMacにSDカードを挿入、Windows10に接続します。

Windows10IoTをダウンロードするにはサインインが必要です。

https://connect.microsoft.com/windowsembeddedIoT

下記URLよりWindows10IoTをダウンロードします。

https://connect.microsoft.com/windowsembeddedIoT/Downloads/

Windows_IoT_Core_RPI2_BUILD.zipをダウンロードしてください。

Windows10でコマンドプロンプトを管理者として実行します。次のコマンドを実行し、SDカードの位置を確認します。

上記より、ディスク1がSDカードだと判ります。

ダウンロードしたZIPファイルを展開します。コマンドプロンプトで展開したフォルダ(flash.ffuがあるフォルダ)に移動します。そして次のコマンドを実行します。PhysicalDriveNのNに、先ほど判明したディスク番号を指定します。

これでSDカードにWindows10 IoTがインストールされます。

dism.exeでエラー:87 が表示される場合、Windows10のバージョンが古くないか確認してください。

Windows 10 IoTの起動

Windows 10 IoTを入れたSDカードをRaspberry Pi 2に差し込み、Raspberry Pi2にLANケーブルを接続した後、電源を接続して起動します。次のような画面になりIPアドレスが割り当てられていればOKです。

IMG_0773

 

接続の確認

Windows8.1にWindows_IoT_Core_RPI2_BUILD.zipに含まれるWindowsDeveloperProgramForIoT.msiをインストールします。起動すると接続されているWindows10IoTCoreとIPアドレスが表示されればOKです。

 

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右クリックからWeb Browser Hearを開くと、ステータスなどを表示することができます。

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開発環境の準備

開発環境にはVMにインストールしたWindows8.1を使用します。ますVisual Studio 2015 RC  Community Editonをインストールします。

https://www.visualstudio.com/en-us/downloads/visual-studio-2015-downloads-vs.aspx

スクリーンショット 2015-05-06 17.29.35

インストールできたら起動できることを確認しておきましょう。起動時にライセンス確認のためユーザーIDを求められます。

スクリーンショット 2015-05-04 7.11.18

回路を用意する

それでは、Microsoftのサンプル通りにLEDを光らせてみましょう。サンプルはBlinky Sampleです。

サンプル通り、GPIOの5番(ピン29)と3.3V Pwr(ピン1)を使用し、抵抗とLEDを配置します。

Untitled Sketch 2_ブレッドボード

それでは、新しいプロジェクトを作成しましょう。「新しいプロジェクト…」をクリックします。

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Windows Universalより、Blank Appを選択してください。アプリケーション名は今回App1(デフォルト)としました。

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プロジェクトに参照を追加します。ソリューションエクスプローラーの参照から、参照の追加を開きます。

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Windows IoT Extension SDKにチェックを入れます。

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ユーザーインタフェースを作成するため、MainPage.xamlを編集します。

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MainPage.xaml.csを編集します。

実行する

では実行してみましょう。ARMを選択し、デバイスからリモートコンピュータを選択します。

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アドレスにサーバ名のデフォルト値minwinpcを指定します。

認証モードはなしに設定します。

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実行した様子です。

 感想

使い慣れた環境と言語を使って、簡単にGPIOの制御と、ユーザーインタフェースを簡単に作成できる点は魅力的だと思います。

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